子供の頃 Part2

私は、小学生の頃、『いじめ』…の経験があります。

いじめ と聞くと、ドキっとしますが、女の子あるあるで、同じ様な経験をした人がいるのではないか…と思います。

 

私が仲良くしていたお友達は、私を含めて5人のグループでした。
その中には、リーダー的な子がいて、その子が、気に入る気に入らないの気分で、1人を無視して、常に4人が仲良くする…といったいじめです。
いつ誰が無視されるか分からず、無視されるのは嫌なので、無視されていない時は、ほぼ服従状態でした。
そんな毎日を送っていると、嫌な気持ちはあるものの、日常化してしまい、自分自身も無視される被害者でありながら、無視をする加害者であるという意識が無かったです。

それが当たり前で、心は傷ついてボロボロでも、身体は何ともないので、勿論、誰も気付きません。打ち明けられる様な環境だったり、SOSを出しても良い!と言ってくれる人がいないと、なかなか抜け出せません。

声をあげると、更に無視が凄くなるのではないか、、そんな想像しか出来ず『怖い…』という恐怖心でいっぱいでした。

 

そんないじめが、終わった時…

 

時間割に、終わりの会という、1日の終わりに設けられた時間があり、先生が何をするのか決めていたと思うのですが、ある時、嫌な思いをした人が発表する…というテーマの時がありました。〇〇されて嫌でした…とか、〇〇と言われて嫌でした…なんて事を、言っていたと思います。そんなクラスメートの話を聞いて、私は、思いきって私達グループの話を、この場で話そう!と決意しました。
かなりの緊張と、不安とで、震えていたのを、今でもはっきり覚えています。

いざ発表。

ただでさえ、人前で話すと緊張で声が震えるのに、伝えようとしている内容を思うと、張り裂けそうな、逃げ出したい気持ちでしたが、発表すると決めた気持ちの方が勝っていた為、発表する事が出来ました。

先生は、すごく驚いていました。

ただ、いじめの事より、リーダー的存在の子が〇〇ちゃんだったことの方が、衝撃的だった様で、おとなしいその子より、活発だった私の方がリーダーではないのか?なんて、ビックリする様な事を言ってました。

それくらい、大人の目には、見えないいじめなんだと思います。

いかにも…と思う子より、まさか…と思う子が、悪い事をしていたりします。

 

こんな経験は、嫌な記憶ですが、確かに我が子の子育てに、しっかり役に立ち、私なりの見守りと支えが出来たのではないか…と思っています。

 

今現在は、SNSなどの普及で、違った環境ですが、もしいじめにあっている人がいれば、是非、負けないで欲しいと願います。

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土鍋プリン〜私の癒し〜