考えさせられる…
日曜日の朝。
父からの電話。
いつも通りに、「おはよう」と出たが…
様子がおかしい。
「足が動かん…」と、鈍い声。
「何で?」と聞いても、分からん…としか言わない。
骨折?脳梗塞?難病? 色々よぎる。
病院に連れて行くにも、私だけでは難しいと思い、身内にSOS。
義弟に行ってもらい、病院で落ち合う事にしたが、少し動かすだけで、
激痛が走るとの事。
本人の意向で、救急車を呼ぶ事に。
運ばれ検査…。
結果は…。
大腿骨の骨折…更に、骨折後に動いたらしく、それが更によくなかったらしい。
幸い、休日でしたが、整形の先生がおられ、緊急手術。
何故、骨折したのか?
足が動かない…としか言わなかったけど、実は、自転車で転倒したとの事。
父は、競輪選手が乗っている様な、本格的な高額自転車に乗っております。
自転車は趣味で、運動になり健康にも良いので、いい趣味よね…と
言ってはいますが、かなりの距離を走り、スピードも出るので、年齢的に心配していました。
今の自転車は3代目でして、それなりの期間を乗ってきた事から、危険である事の意識が
薄れていた今。ただ、骨折2回目…。入院3回目…。
更に、2年前の、娘の自動車事故も思い出し、嫌な感じ…
無事に手術も終わり、先生の説明で、年齢の割には骨もしっかりしていて、もろくて折れた
わけではないとの事。筋肉も自転車のおかげでついており、リハビリを頑張れば約3ヶ月で
大体元に戻るでしょう…と聞き、本人は、また自転車に乗る為に頑張るらしい。
自転車で怪我をし、手術までしたが、自転車のお陰で、骨も筋肉もしっかりし、
またに乗ることを希望に、リハビリに意欲がある。
危険が伴っているが、生きる源にもなっている。
70代…。
いつまでも、元気に過ごせる事は幸せである。
やはり、応援するしかない。
我が子が成長し、手が要らなくなると、親の心配が始まる。
自分のことは、後回しにしてきたけど、自分自身もそうなのか…そうなるのか…と
身体のメンテナンスを、意識せずにはいられない。
何かあると、気付かされる…気付きがある…。
無駄なことなんて無い…と思う今日でした。